ABOUT of Café de Global Cooperation



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多くの人の参加があって初めて解決する『問題』

国境を越えた人、モノ、情報の移動が活発になった現代、私たちは多くの問題を抱えています。
HIV/AIDS、マラリア、飢餓、紛争、貧困、衛生・・・
こうした地球的な課題の解決には、多くの分野間の協力が不可欠です。例えば、HIV/AIDSにしても、その対応には啓発活動を行う国際機関職員やNGOスタッフ、治療に当たる医師、治療薬品開発では製薬会社や研究機関、そして支援の大枠を決定するためには政治家、官僚、そして彼らの行動を支持する国民、さらにここには書ききれない程の多くの分野協力が必要です。
また地球な課題には、日本の国内に内在する問題も私は含まれると考えますし、さらには海外の問題の取組にも国内の問題の解決は重要だと思います。
国内、つまり身の回りに不安を抱えている状況では、海外への支援に対する余裕はなくなりますし、民主主義国家の日本において海外への支援を行なうことに対する支持層が増加しなければ、対外支援の土壌は育まれることはないと考えるからです。
(さらには過疎化などの国内の問題でも、こうした人口移動の事象は多くの国にも見られることであり、国内問題の解決はそのまま海外の問題解決によい経験をもたらすものだと思います。)

こうした中で、団体、(国内と海外などの)関心問題分野や世代を超える交流は高いとは言えないのが現状です。
多くの方と話すと、問題の解決には無関心層へのアプローチの必要性も多く掲げられますが、それ以前に関心層の中における『巻き込み』が出来ていないのが実状だと私は考えます。
関心層がいったいとなり、戦略的に無関心層の巻き込みをすることが出来れば問題解決への大いなる一歩になると思います。

Café de Global Cooperationの目的は以下の2点です。
・分野を超えたネットワークの土壌作りの場の提供
・国内問題、国際問題の理解促進

Café de Global Cooperationは組織でも、団体でもなく、こうした目的を達成するための空間です。 
そしてそうした空間はお堅い講演会ではなく、参加者の距離感が近く、リラックスしたいわば『カフェ』のような空間でこそあるべきなのではないかと考え『Café』という名称にしました。
誰もがいつでも自由に参加できる場所。
それが『Café de Global Cooperation』

*なおCafé de Global Cooperationはいかなる宗教、政党も支持はしておりません。特定の宗教の普及活動や政党活動を目的としたイベントは行いません。

民主主義と参加の意義

民主主義国家において、国民による選挙により政治家は決まります。そして大統領制にせよ、議院内閣制にせよ、間接、直接の違いはあれ、国民の多数派の意向が反映されるカタチで国の代表者が決まります。
そして、その代表者により国内政策や対外政策が決まって行きます。
ということは、より多くの国民が他者に関心を持ち、それを明確に外部に発信していれば、世論に敏感な政治家はそれに応じた政策を掲げるのではないでしょうか?
より多くの国民が自分以外の他者に関心をもつ社会こそが今必要なのだと考えています。

国際協力をしたいという学生と話すと、意外と国内問題に関して関心がなかったり、国内政治に対して無関心であったりします。ただ日本国内においても、限界集落やワーキングプア、医療問題など多くの問題が内在しています。(アナーキストではないですが、)国境は人間が敷いた創造の産物であり、大事なことは他者に対して関心を持つことだと私は思います。困っている人がいて、自分に出来る事があればする。ただそれだけのことで、海外も国内も関係ないと思います。